元夫

大豆田とわ子と三人の元夫、三人目の夫・慎森の可愛さ

「大豆田とわ子と三人の元夫」の魅力のひとつといえば、個性的な元夫たち。

一人目の夫・八作は松田龍平さん、二人目の夫・鹿太郎は東京03の角田晃広さん、三人目の夫・慎森(しんしん)は岡田将生さんが演じています。

慎森はとわ子の会社の顧問弁護士なんですが、その他の二人とは何年も連絡を取っていなかったとわ子。

でもひょんなことから連絡をせざるを得なくなり、それ以降八作の経営するレストランにみんなが集まるようになったり、とわ子の家ですき焼きを食べたりと距離が縮まります。

 

慎森は共通の知人の結婚式でとわ子と知りあい、捨てられていたソファーを二人でとわ子の家まで運んだことをきっかけに付き合い結婚。

でも第2話ではそのソファーは脚を切られて捨てられることに…。

慎森は理屈っぽくてなんでも反論してまぜっかえす面倒なところのある人。

挨拶しないと言われて「挨拶っていります?」と返したり。

でも「スポーツっていります?」とスポーツマンを批判していた慎森は、じつはとんでもない運動音痴。

走り方がとにかくダサくて、岡田将生さんスゴイなと妙に感心してしまいました。

でも鹿太郎から花束をもらったとわ子に「花束っていります?」と言うも、八作から一本花を渡されて思わず嬉しそうにしてしまったりとなんだかカワイイ。

名前がパンダっぽいからか、パンダが大好きなのもカワイイポイントですね。

空気を読まずにやたら周りにかみつくのも照れ隠しや、嫉妬、コンプレックスを見せたくないが故なのかなと思うと憎めない人物です。

とわ子にソファーを捨てられてしまった時もすごく寂しそうで切なくなりました。

さらにとある事情でパトカーで警察に連行されたとわ子を見て、全力で走って追いかけたりと、とわ子のことをまだ大切に思っているところもステキ。

そんな慎森に別の女性との出会いが。

たまたま公園で出会った女性・翼(石橋菜津美)は長年パワハラに合った上に、派遣切りで職を失ったと慎森にパワハラ相手を訴える相談をしますが、それは全部嘘。

他に目的があって慎森に近づいたのか、気になります。