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平村 尚也BASS Field Tester

【琵琶湖南湖】=水位上昇でクランクパターンは12ポンド= 「クランクでDARM(フロロ)を使う理由」2014.02.27掲載

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真冬も釣り続けています。これはDARM4ポンド
のライトリグでキャッチ。
DARMのポンド数で釣果が変わる南湖の
クランキングパターン

お久しぶりです。フィールドスタッフの平村です。
真冬の間も週1~2回ペースで湖上に浮かんでおりますが、南湖の場合、真冬の越冬場となるのは、水深3~4mラインのウィードエリア。これらのラインで使えるルアーとなると、ライトリグ、ラバージグ、大型のクランクベイトとなってきます。

しかし、ライトリグとラバージグに関しては、サーチ範囲が狭く、ある程度のスポットが把握出来てからの投入となります。それに対して、クランクはサーチ範囲が広く、広範囲のウィードをチェックしながら釣りをするので、湖上に出る回数の少なくなるこの時期には特に重宝します。

シーズン中のように週に3回から5回ぐらい、月間で20日ぐらい湖上にいれば、ウィードの中でも食わせるスポットというのが確実に見えていますから、サーチ力のないライトリグやラバージグでも問題ありませんが、オフシーズンになると週に1,2回ですから、新たにスポットを探りながら釣りをする必要があります。
ですから、私の場合も真冬の釣行回数の落ちる南湖フィッシングでメインパターンとしているのは「クランク」ということになります。

「クランク」の特徴は、ヒラウチ、キックバック、中層引きなどが主な食わせるタイミングで、風の強い日には圧倒的な釣果を生み出しますが、晴天無風などの条件では食わせ能力において、ライトリグなどには負けてしまいます。ですから、基本は「晴れのライトリグ」「曇、雨、風、朝夕のクランク」となります。
さて、クランクを使う上で、一番重要なのは「飛距離」そして、その飛距離からくる「潜行深度」が重要となります。この飛距離と潜行深度を作るうえで、もっとも重要となるのはラインの太さ。

通常、南湖での大型のディープダイバークランクではDARM(フロロカーボン)の14LBを使用しますが、真冬の間はウィードが減少しており、ボトムタッチが少なくなってきます。
そこで、さらに潜らせるために12LBを使用して、飛距離を出して、ラインの抵抗による浮上を抑えて3mから4mラインのウィードにタッチさせるようにします。このとき、ナイロンラインを使用していると、一日のキャスト数が多いためにガイドとのスレによる磨耗が激しく、ギリギリまでポンド数を落としすぎると、ラインブレイクが多発します。

あと、このクランキングの釣りはウィードとタッチした瞬間に、ロッドティップを緩めてウィードに突き刺さらないようにするという高等テクニックが必要なため、フロロの感度がどうしても欲しくなりますので、DARMを選択するのです。
DARMならば、磨耗性能もさることながら、原糸のよさからスプールとの馴染みが良いために、キャスト後のスプールでのゴワツキ感が非常に少なく、一日のクランキングを快適にしてくますし、飛距離も滑りの良さから落ちません。ナイロン並の扱いやすさと高感度、高度な対磨耗性能を持つ、これがクランキングに欠かせないラインとなります。

現在の水位はプラス14cm(2月20日現在)ですが、水位がさらに上昇したならば、ボトムまでの距離はさらに増えます。このときは、現在の12LBから、さらに落として10LBというのも選択肢としてあるでしょう。水位が上昇した場合に、ルアーを大きくするよりは、現状のサイズのまま、ラインのポンド数を下げて対応する。

これも一つの作戦です。ルアーのサイズを変更すると、「どうしてもルアーが悪いのでは」とか「このサイズでこのカラーが無い」など、様々な問題がでてきます。ラインを換えるだけで、20cm~30cmは潜行深度が違いますので、「2LB下げる、上げる」の調整によって適切なウィードレンジにルアーを送り込むことが出来るのです。
そして、14LB以下に落とせるのはフロロならでは、ハードルアーにも問題なく使えるのはDARMの特性ならではです。

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冬場はウィードが減ってボトムまでの深さが深くなるので、ライン
を細くして対応させる。

琵琶湖南湖のバス2014.02.24掲載

YGK UOYA フィールドテスター フォト琵琶湖南湖ではカナダ藻の上をラバージグで狙うリアクションジグが最盛期を迎えています。6月中旬から8月上旬がベストシーズンで、ラバージグ3/8ozクラスにパカクローなどのトレーラをつけて跳ね上げてはフォールさせるという釣りですが、ラインは14ポンドもしくは16ポンドを使用します。

このとき、フロロカーボンを使用しますが、綺麗のフォールさせるためには糸にクセのつきやすいものはNG。ラインのクセがつきやすいフロロではコイル状になってしまいフォール時のバイトがとりづらくなります。
今、私が使用しているのはニトロンDARMの16ポンド。14ポンドも強風の中では使い易いのですが、突然ヒットするロクマルクラスに対応するのは16ポンドの方が安心です。
ただ、この釣りが上手く出来ないという方には、最初は14ポンドで挑戦してもらって、フォール時にまっすぐにボトムに落とすという感覚をマスターしてもらった方が良いでしょう。14ポンドと16ポンドですが、フォールの感覚はまったく違います。ニトロンDARMでしたらクセも付きにくいので、フォールのバイトも綺麗に出ます。

あと、タフになってラバージグでバイトが出ないときには、同じエリアをPE16ポンドで攻めることも得策です。この場合は6フィートクラスのライトアクションぐらいのロッドにPE16ポンドを使用して、ガード付マス針にスワンプクローラーなどのストレートワームをネコリグ1/20ozクラスで釣っていきます。
ラバージグでバイトが出ないときには簡単に釣れて、初心者にもお勧めです。ラインは私の場合フィネスステージの16ポンドをリーダー無しの直結で使用しています。

フィネスステージは3本編みとは違い4本編みですので、ロッドのガイドに擦れる音も小さく、摩擦抵抗が低いためにライトリグでもキャスト距離が伸びます。たまにゲストの方が白いラインや蛍光色のPEを使用されますが、これらは直結だとバイトが少なくなりますのでご注意を!